宮城県石巻市の東日本大震災で大きく被災した企業が力を合わせ、自社と地域の復興を目指す団体、石巻元気復興センターです。
いしのまき【元気】復興委員会

石巻元気復興センターの販売事業移行についてのご案内

 当団体では、震災後、市内水産加工業の若手経営者が復興に向けて協力しながら連携して各種事業を実施してまいりましたが、このたび当団体の参画企業が中心となり、株式会社元気いしのまきを設立し、経済産業省様、石巻市様のご支援のもと、北上川沿いの石巻市中央2丁目11番地区に、「石巻の水産業の販路拡大」と「市民の皆様の生鮮品の買物利便性向上」及び「石巻を訪れる観光客の皆様のお土産品購買ニーズに応える」という三つを主たる目的に「いしのまき元気いちば」を2017年6月30日にオープンさせました。
 つきましては同施設が開業することから、震災後に石巻元気復興センターにて実施してきた事業をさらに広く・強くしていく目的で、各種事業を「株式会社元気いしのまき」に移行しております。今現在は、新たに輸出事業の可能性の模索や、今までにない販路開拓の可能性の模索等の事業をしてまいります。
 尚、本組織代表理事の松本は、株式会社元気いしのまきでは、代表取締役副社長として、石巻元気復興センターの組織継続及び業務を行ないます。引き続き事業を継続してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
株式会社元気いしのまき
(いしのまき元気いちば 運営会社)
http://www.genki-ishinomaki.com/

大地が揺れ、海面が隆起し、東北から関東の沿岸部を飲み込んだ【 3.11東日本大震災 】。
全国で20,000人以上の尊い命が奪われた。 たくさんの家や車が流され、沿岸部の事業所のほとんどが街とともに水没し、我が故郷石巻市では、全企業の約67%(約1,800社)が津波の被害に遭い、 多くの社屋が水没し、やむなく営業停止に追い込まれた事業所も多く、そこで働いていた多くの従業員も解雇された。
震災の爪痕 5年半以上経過した今も、大きく被災した企業や解雇された従業員などの被災者は不安な日々を送っている。 経営者の側も生活の糧を失い、現在も再建の見通しが立たない企業が数多くあり、日々再建に向けて小さなことからコツコツとしている状況だ。
その様な中、経営者自らが「夢」をあきらめず、自ら立ち上がり、このピンチをチャンスに変えるべく、知恵をだし、自ら汗をかき、協力しあいながら 未来を切り開くべく、「石巻元気復興センター」が設立されました。

目的

東日本大震災にて大きく被災した地元石巻の中小・零細企業が、いろいろな問題を解決し、新たな明るい未来を目指していくために、 同じ境遇の企業が集まる場を設けながら、被災企業相互の情報交換や情報共有ならびに専門家や行政からのアドバイスを得たり、 新たな販路の拡大方法を模索する事業を実施しながら、被災企業の復興を目的とする。

活動
内容

1)被災した事業所の復興事業
2)被災した事業所の復興支援事業
3)地域の復興に資する事業
4)上記事業に付帯および関連する事業
一般社団法人 石巻元気復興センター
toshihiko@shokodo.co.jp
〒986-0850 宮城県石巻市あゆみ野3丁目2-18(株)松弘堂

◆本事業は日本興亜・東北『社会企業家』応援ファンドの支援を受けて活動しています。